株式会社NARIJIBU田村直稜が目指す美容業界のゲームチェンジャーとは何か

田村直稜

華々しい業界は数多く、憧れをもって入ろうとする若い人は少なくありません。しかし、その多くは道半ばで諦めてしまいます。華々しい業界の裏側は意外と泥臭く、それでいて旧態依然としたシステムの中で動いており、その状況に覚めてしまう人もいるからです。

美容サロンは世間が思う以上に旧態依然としたフォーマットの中で動いているとされており、若い人たちがそれに四苦八苦する状態。こうした状況を打開する、いわゆるゲームチェンジャーを目指して動くのが株式会社NARIJIBUの代表取締役社長である田村直稜さん。

株式会社NARIJIBU田村直稜さんが目指す「美容業界のゲームチェンジャー」とはどういうことなのか、解説します。

株式会社NARIJIBU田村直稜が直面した大変なこと

2019年に六本木エリアで誕生した「Petit」は「グロウアップ診断」などZ世代の女性たちから支持を集めるようなサービスを展開し続けてきました。この「Petit」を運営しているのが株式会社NARIJIBUであり、代表の田村直稜さんです。

経営者として日々Petitの運営を考える田村直稜さんにとって、大変だったのは「注文業務」でした。令和の時代になり、パソコンは持ってなくてもスマホを持つ若者が多い時代において、注文はファックスやメール。ファックスなんて使ったこともない若い世代も増えてきた中で、いまだに注文はファックスという状況は明らかな無駄を生んでいます。

この状況を何とかしたいと田村直稜さんは考えるようになります。元々田村直稜さんはIT系に詳しく、ITを活用して美容業界が抱える独自の商習慣を打開できないかと考えました。まさに美容業界のゲームチェンジャーへの挑戦が始まった形ですが、3年かけて1つの答えを導き出したのです。

美容業界向けのBtoBサービスの構築

田村直稜

2022年10月、株式会社NARIJIBUは美容業界向けのBtoBサービスである「beap」を登場させました。ファックスなどを使って注文を行っていた美容業界においてムダだった作業をできるだけ効率化するほか、難しい操作がなくても簡単に利用できるようにしたのが「beap」です。

受注や発注にかかってくる面倒な作業を改善できるほか、作業の改善によって作り出す時間を営業などに活用することができるため、間接的に売り上げアップにつなげられます。また店舗からの告知なども行えるほか、今後はダイレクトメール機能の追加なども行っていく予定です。

一方、2023年10月にスタートするインボイス制度では、インボイス制度を利用するか利用しないか、取引先によってバラバラなことが作業の煩雑さを招いています。こうした作業を分かりやすく行えるほか、インボイス制度に対応しながらも売り上げの分析なども行ってくれるのが「beap」なのです。

日本向けのサービスとは限らず、多言語などにも対応しているため、海外で美容サロンを営業している人に向けて「beap」が利用できるようになっています。「beap」の登場は間違いなく美容業界のゲームチェンジャーになる可能性を秘めたものであり、田村直稜さんの思いは実現しそうな流れにあると言えるでしょう。

まとめ

株式会社NARIJIBUを創業した田村直稜さんは美容業界のゲームチェンジャーになろうと、あの手この手を打っています。美容業界の独自の商習慣を変えてゲームチェンジャーになる夢は多くの賛同者を得ながら実現しようとしており、次の一手から目が離せません。

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