壮大な野望を胸に秘め、ひたすらサラリーマンとして頑張る、そんな人生も面白さを感じさせます。世界的な大企業であるIBMの日本法人で働き、いつかはIBMのマネジメントをしたいと思いながらも、最終的には起業に至った人物、その人物は株式会社テラスカイの代表取締役社長佐藤秀哉さんです。
佐藤秀哉さんの経歴
佐藤秀哉さんは1963年生まれで現在58歳です。母親が手芸店を営んでいたこともあり、おぼろげながらに起業を考えていたという佐藤秀哉さん。東京理科大学を卒業後、日本IBMに就職。実に1800人の同期の中で少しでも上に行こうと必死で先輩たちに食らいついていく日々、それが報われ、実績を作り出します。当初IBMの社長になることを夢見たものの、わずか5年で1万人もの人材が入ってきて、それだけ立派な社員が多い状況から、社長を目指すのは難しいと判断し、別企業の日本法人立ち上げを手伝うべく転職。そこでのノウハウを活かし、クラウドサービスに特化したシステムインテグレータの起業としてテラスカイを設立します。
クラウドのリーディングカンパニー
クラウドサービスは今でこそ当たり前ですが、当時はまだまだ無名の存在。サーバーにデータを預けて、ネットを介して引き出すことに対して説明をしても理解されにくい状況。そこから1つずつ経験を重ねていったのが佐藤秀哉さん。クラウドのリーディングカンパニーとして君臨します。