株式会社ゲームフリーク田尻智

日本が世界に誇るゲームはマリオだけではありません。1990年代に大ヒットしたポケモンは世界で大人気となり、その人気は衰えず、現在も新作が登場するほどです。そのポケモンの生みの親であり、株式会社ゲームフリークで代表取締役社長を務めるのが田尻智さんです。

田尻智さんの経歴

田尻智さんは1965年8月28日生まれで、現在56歳です。幼いころから昆虫が大好きで、時に防空壕の跡や廃墟まで足を運び、昆虫採集にいそしむなどこの時からポケモントレーナーのような少年時代を過ごします。中学時代にインベーダーゲームに出会ってからテレビゲームに目覚め、東京工業高専在学中にはゲーム雑誌にアイデアを送り、当時まだなじみがなかったゲーム攻略の同人誌を作り出すと、同じ境遇にあったゲームオタクたちの中で飛ぶように売れます。その時のタイトルはゲームフリーク。このタイトルが会社名となるのは、1989年のことでした。

ポケモンの歴史は平成直後から

ゲームフリークが立ち上げられた時期、任天堂からゲームボーイが発売。それまでになかった通信機能が導入され、これを活用できないものかと考え、ポケモンの原型であるカプセルモンスターという企画を持ち込みます。ただ製品化するまでに色々なハードルがあり、実に6年もの時間が。それでも1つ1つ障壁をクリアしていき、1996年に完成。携帯ゲーム機が苦戦していた時代、一気に活性化していきます。

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